void snmp_set_quick_print
(boolean quick_print);UCB SNMP ライブラリで quick_print の値を設定します。この値を (1) に設定した場合、SNMP ライブラリは、'簡潔に表示された (quick printed)' 値を返します。 これは、値のみが出力されることを意味します。 quick_print が有効でない場合(デフォルト)、UCD SNMP ライブラリは、 (IPアドレスまたは OIDのような)その値の種類を含むより詳細な情報を 出力します。 加えて、quick_print が有効でない場合、ライブラリは3文字以下の全ての 文字列について16進数値も出力します。
quick_print の設定は、返される情報を吟味してから表示する場合に 使用されることが多いです。
1 2 snmp_set_quick_print(0); 3 $a = snmpget("127.0.0.1", "public", ".1.3.6.1.2.1.2.2.1.9.1"); 4 echo "$a<BR>\n"; 5 snmp_set_quick_print(1); 6 $a = snmpget("127.0.0.1", "public", ".1.3.6.1.2.1.2.2.1.9.1"); 7 echo "$a<BR>\n"; 8 |
最初に出力される値は、'Timeticks: (0) 0:00:00.00' のようになります。 一方、quick_print を有効にした後は、0:00:00.00' が出力されます。
デフォルトで、UCD SNMP ライブラリは冗長な値を返します。 quick_print は、値のみを返すために用いられます。
現在、文字列は引用符で括られて返されますが、この動作は将来の リリースでは修正される予定です。
snmp_set_quick_print() は、UCD SNMP ライブラリ を使用している場合のみ利用可能です。 この関数は、Windows SNMP ライブラリを使用している場合には 利用できません。