Quickset Puppy へようこそ!
このCDは Quicksetパピーリナックス4.3.1JPqs(2010年1月リリース)ライブCDです。
パピーリナックス日本語版4.3.1JPを ベースに初期設定が簡単にできるようアレンジしたものです。
ベースとなる日本語版との相違はこの文書に記載しています。
パピーリナックスはライブCD(のiso形式ファイル)で供給されており、このライブCDをパソコンに挿入して起動するとパピーリナックスがすぐに
使えます。機種によって起動時に[Delete]キーあるいは[f・1]キー、[f・2]、[f・9]、[f・12]キーなどを押して
BIOSの設定や起動メディアを選択する必要のある場合があります。
お使いのパソコンの説明書を参照ください。
また パピーWikiの「パピー初心者入門」や、パピーリナックス日本語版サイトや パピーリナックス日本語フォーラムなどからも情報が得られるでしょう。
- ハードウェア条件
- PC/AT互換パソコンで、CPU: Pentium 166MMX, RAM: 128MB, CDROM: 20倍速以上。
ハードディスクあるいはUSBメモリ上にインストールする場合、 空きエリアが640MB以上。
メモリーが380MBあるとかなり快適に使えます。
メモリが256MBあるいはそれ以下でも、ハードディスク上に256MB以上の個人保存ファイルを作成、あるいは仮想メモリの利用でスムースに動作します。
初期設定
ライブCDから起動すると、うまくいけば800x600の画面サイズでデスクトップと初期設定画面が現れます。
必要に応じて言語や地方時、キーボードレイアウトなどを変更してください。
初期設定は日本語、日本標準時、日本語キーボードに設定されています。
言語については日本語の他に英語が選べます。
中国語、ハングルなど他の言語は追加SFSで供給されます。
ご使用のPCのハードウェアによってデスクトップがうまく現れないときは、
CDのブートアップメニューで「Safe mode」を試してください。
起動プロセスが終わりコマンドを受付けられるようになったら「xorgwizard」とタイプしてください。
起動時にネットワークインターフェース(eth0)が検出され、DHCPが取得できる状況ならば、ネットワークは自動的に接続されます。
自動設定の仕組み
ハードウェアに応じた自動設定の仕組みはもともとパピーが持っています。
Quicksetは初期設定を1画面でできるようにしたものです。
そのためにいくつかのスクリプトを修正しています。
- /usr/sbin/firstsetup (新規作成)
- /usr/sbin/xorgwizard (パラメータにより画面サイズ指定可能にした)
- /usr/sbin/delayedrun (firstsetupを起動)
- /usr/sbin/wizardwizard (firstsetupをメニューに)
- /usr/bin/xwin (画面サイズ800x600を自動設定、 /etc/profileの読み込み)
- /etc/rc.d/rc.network (自動接続)
下記のファイルに初期設定がされています。
- /etc/X11/xorg.conf
- /etc/videomode
- /etc/localtime
- /etc/keymap
その他の更新
4.3.1JPから更新、変更されたファイルを以下にリストアップします。
- /etc/acpi/actions/acpi_poweroff.sh
- /etc/fonts/fonts.conf
- /etc/rc.d/rc.country
- /etc/rc.d/rc.shutown
- /root/.xinitrc
- /root/.Xresources
- /usr/bin/pman
- /usr/bin/pupsaveconfig
- /usr/lib/mozilla/plugins/libflashplayer.so
- /usr/local/bin/fixmenus_on_locale
- /usr/local/bin/mozilla_on_locale
- /usr/local/bin/restartjwm
- /usr/local/petget/installpkg.sh
- /usr/sbin/C/dotpup
- /usr/sbin/ja/dotpup
- /usr/sbin/frugalinstaller
- /usr/sbin/grub4dosconfig
- /usr/sbin/mksquashfs3
- /usr/sbin/mksquashfs3.bin
- /usr/sbin/mksquashfs4
- /usr/sbin/mksquashfs4.bin
- /usr/sbin/remasterpup2
- /usr/sbin/timezone-set
- /usr/share/applications/frugalinstaller.desktop
- /usr/share/doc/README.HTM
- /usr/share/doc/README_JA.HTM
- /usr/share/doc/help/C/release-4.3.1JP.htm
- /usr/share/doc/help/ja/release-4.3.1JP.htm
- /usr/share/locale/ja/LC_MESSAGES/firstsetup.mo
- /usr/share/locale/ja/LC_MESSAGES/frugalinstaller.mo
- /usr/share/locale/ja/LC_MESSAGES/grub4dosconfig.mo
- /usr/share/locale/ja/LC_MESSAGES/pupsaveconfig.mo
- /usr/share/locale/ja/LC_MESSAGES/xorgwizard.mo
Puppy Linux 4.3.1 is made by Barry Kauler in November 2009
Puppy Linux 4.3.1JP is made by a team of Puppy Linux Japanese Forum in December 2009
Puppy Linux 4.3.1JPqs is arranged by Shinobar(Masaki Shinomiya) in January 2010
パピーをお楽しみください!