このページは、 日本語チームのコーディネータが、 内容に誤りのないよう十分に気を配って書いてはいますが、 誤りがあるかもしれません。 誤りのないことは保証できませんので、 あらかじめご了承ください。
トランスレーション・プロジェクトは、 主にGNUプロジェクトを中心としたフリー・ソフトウェアのプログラムの開発者や、 そのメッセージの翻訳者、 そして利用者との間の橋渡しができたらなあと考えています。 日本語チームは、 翻訳されたメッセージをプログラムの開発者に還元すべく、 japoメーリングリストとタイアップしながら、 鋭意作業中です。 プロジェクト全体の詳細については、 英語の公式ページの他、 GNU gettextのマニュアル、 ``GNU Bulletin''や、 その翻訳である「GNUダイジェスト」を参照してください。
日本語チームのメーリングリスト<ja@li.org>に参加するには、 <ja-request@li.org>宛へ、 本文に
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と書いたメールを送ってください。
あなたの翻訳したメッセージを還元する、 ということは、 主にFree Software Foundationを中心としたフリー・ソフトウェアの作者に帰属させる、 ということになるでしょう。 権利の放棄は簡単ですが、 放棄した権利を元に戻すことはとても大変だ、 ということを忘れないでください (このことで困っていたある人を、 私たちは実際に知っているので)。 自分のすることの意味をよく考え、 自分の行動の結果には責任を持ちましょう。
あなたの翻訳したメッセージをFSFを中心とした作者に帰属させるためには、 まずあなたが権利放棄声明文書(disclaimer)を書いて、 送ってください。 書面の見本や送り先については、 公式の``translation disclaimer''のページを参照してください。 ちなみに東京からFSFのあるボストンまで書留で送ると (書面の重さにもよりますが) 520円でした。 普通のエアメールなら110円だそうです。 1ヶ月もすれば届いて受理されるでしょう。
当然といえば当然ですが、 あなたが貢献するのですから、 提供するものはあなたに著作権があるべきでしょう。 あまりない場合かもしれませんが、 もしあなたの勤務先などの仕事で翻訳をしたメッセージを提供しようとしている場合、 あなたに著作権がないと考える人がいるかもしれません。 一度くらいは、 著作権法をながめてみるのもいいでしょう。
著作権があなたにある場合でも、 あくまでも万が一ですが、 著作権の侵害であなたの所属団体があなたを告訴したときに何の証拠もないと、 あなたに不利です。 このページの作者も、 勤務先の役員に頼んで、 署名入りの書面をもらいました。 会社として責任のある人、 具体的には、 社長や役員以上の人の署名や捺印のある書面をもらうことをお勧めします。
とはいえ、 こうすることは「どうしても必要」なことではありません。 十分良好な信頼関係があるとお考えならば、 上のような書面を貰わずに貢献することも、 可能といえば可能です。 ですが、 事実について確認して、 その合意を書面というカタチにして残しておくのは、 特に雇われている側からみれば、 非常に重要なことです。 たかが紙ですが、 されど紙です。 紙切れ一枚でも、 それで安心できるなら、 やすいものではないでしょうか。
残念ですが、 日本語チームもコーディネータの私も、 万が一の場合あなたの身を守ってあげることができません。 自分の身を守ってくれるのは自分だけだ、 ということは忘れないでください。
あなたの著作物をメーリングリストに投稿するなり、 WWWのページにするなり、 適当な方法で公開してください。 メーリングリストで論議してもりあがりましょう。
翻訳プロジェクトには「ロボット」というしくみがあります。 あるメールのアドレスに適当なヘッダーやボデーをつけて送ると、 ロボットが適切に処理をしてくれます。
声明文書を提出して権利を放棄し正式に登録した物件の一部と、 声明文書は未提出ですが、 権利放棄して正式に登録される予定の物件が、 ここにあります。 何があるかは、 索引やFTPでディレクトリーをご覧ください。
$Id: welcome.html.ja,v 1.16 2000/02/21 12:24:35 iida Exp $