1999/11/24 運営委員会 資料 2-8 システム管理業務に関する報告(1999年10月20日〜1999年11月23日) ■報告事項 1. JP プライマリ DNS サーバの変更に関する進捗状況について 2. BIND および ftpd のセキュリティ対策について 3. iDNS テストベッド用サーバのセットアップ作業について 4. NSPIXP2 上における JPIX を経由した JPNIC 経路情報の transit 開始について 5. 国外インターネットへの JP セカンダリ DNS サーバの設置について 1. JP プライマリ DNS サーバの変更に関する進捗状況について 変更作業が進行中である。現在までに 1) から 3) については作業完了 を確認し、4) および 5) については先方での変更作業完了待ちとなって いる。 1) JPNIC 側の DNS ゾーンファイル変更作業 2) InterNIC への ns0.nic.ad.jp ホスト情報の登録作業 3) ARIN への逆引きネームサーバの変更依頼(4ゾーン) 4) APNIC への逆引きネームサーバの変更依頼(164ゾーン) 5) IANA(ICANN) への jp プライマリネームサーバの変更依頼 2. BIND および ftpd のセキュリティ対策について セキュリティ対策のため、JPNIC でインターネット上に公開しているす べての DNS サーバ(BIND)および FTP サーバのバージョンを最新版に更 新した。 3. iDNS テストベッド用サーバのセットアップ作業について iDNS-TF からの依頼により、iDNS テストベッド用サーバのセットアップ 作業を行った。 4. NSPIXP2 上における JPIX を経由した JPNIC 経路情報の transit 開始について JPIX 側との合意に基づき、11月中に NSPIXP2 での BGP4 peering 接続 を利用した JPIX 接続組織(AS)への経路情報の transit を開始する予定 である。 今回の接続携帯では、JPIX 接続組織からみた場合、JPNIC AS(2515)は JPIX AS(7527)の次のAS path として接続される。 5. 国外インターネットへの JP セカンダリ DNS サーバの設置について 海外からの JP ドメインへの到達性の確保および 2000 年問題への対策 のため、JP セカンダリ DNS サーバを国外インターネットに設置するた めの作業を行なっている。 (以上)